TerraformとCloud RunとCloud Load BalancingでCI/CDを突き詰めた

こんにちは。 ピリカ開発チームの伊藤です。

ピリカでは6月1日より、ピリカサポーターズクラブを開始しました。 まだご覧になっていない方はこちらをご覧ください。

corp.pirika.org

ピリカサポーターズクラブをはじめるにあたって新しいシステムを構築しました。 ピリカの開発チームのリソースは潤沢ではない中、全く新しいシステムを作るのはとても大きなチャレンジです。

社内からも「開発のリソースが潤沢でないならSNSピリカに注力すべき」という意見はありましたが、開発チームでは単に新しいシステムを作るだけではなく、この開発を「SNSピリカの開発を今後少ないリソースで効率的に進めるために必要な基盤の実験」としても位置付けていました。

この開発を通じて得たことのまとめとして、ピリカサポーターズクラブの構成やデプロイの仕組みをご紹介したいと思います。

SNSピリカの開発で抱えている問題

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ごみ検出処理をCloud Batchに移行した話

こんにちは、ピリカ開発チームの九鬼です。

2022年にGCPでCloud Batchのプレビューがリリースされ、2023年4月には東京リージョンがサポートされました。ピリカではタカノメでごみ検出処理をCloud Runで行ってきましたが、この度Cloud Batchに移行しました。その中で得た知見を共有いたします。

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CVATをGKE上で動かして見た話

こんにちは、ピリカ開発チームの九鬼です。

ピリカでは撮影したごみの画像に対してアノテーションし、その結果を基に解析・研究を進めることがあります。

その中でGCP上の自社サービスと連携できるアノテーションツールが必要になり、CVATをGKEに構築しました。

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ReactでGISデータを宣言的に可視化する

GISデータをGoogle Mapで可視化するにあたって、Reactと連携しながら使いたいことがあります。 一方で、Google MapのMaps JavaScript APIでオーバーレイは命令的に実行する必要があり、差分表示などもケアしようとするとそれなりのコードを書く必要がでてきます。

@react-google-maps/apiライブラリでは、Rectangle, Circle, HeatmapLayerなどオーバレイ用のコンポーネントが提供されており、これらを使うことで宣言的に可視化を行うことができます。本記事では、具体例を交えながら使い方を紹介します。

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Cloud Build Pub/Subトリガーで別プロジェクトのトピックをサブスクライブする

こんにちは。 ピリカ開発チームの伊藤です。

Cloud Buildでは、リポジトリの更新以外にCloud Pub/Subへのメッセージをトリガーにしてビルドを開始することができます。 今回、複数プロジェクト間でPub/Subトリガーをサブスクライブする設定をしてみましたので、設定するにあたってつまづいたポイントなどを共有したいと思います。

何をしたかったのか

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