GCP Workflows使って調査結果のcsvデータ作成+調査結果のヒートマップhtmlのビルドを行う仕組みを作った話

こんにちは、ピリカ開発チームの九鬼です。

弊社が提供しているタカノメサービスについて、GCP Workflowsを用いることで調査結果の出力フローを自動化することができました。本稿では、構築したワークフローの概要を紹介いたします。

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Cloud Runにおいて、動画中の物体検出フローを安定化させるまでに試行錯誤した話

こんにちは、ピリカ開発チームの九鬼です。

弊社が開発しているタカノメ自動車版では、クラウド上にて撮影動画中のごみを検知しています(下図例)。

本機能を安定化するにあたり、開発環境において試行錯誤した経緯を共有いたします。

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Sign in with Apple: 2022年6月のアカウント削除機能に対する要件の適応に対応した話(リフレッシュトークンの取得とトークンの無効化)

こんにちは、開発チームの冨田です。

今日はSign in with Appleにおける、サーバー側でのリフレッシュトークンの取得と、トークンの無効化処理について書きます。

これは2022年6月から適応される新しいガイドラインにて、アカウント削除機能に対する要件が新しく定義され、それに対応するためのものです。

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Microsoft IntuneからiPhoneおよびiPadにアプリ専用の設定を配信する

こんにちは、ピリカ開発チームの九鬼です。

モバイル端末管理ツールの一種であるMicrosoft Intuneから、iPhoneにアプリ専用の設定値を配信することがありました。備忘録として、Intune側での設定方法とiOSアプリでの読み出し方を記載します。

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Firestoreでドキュメントの有効期限付けつつ、特定のフィールド値を持つドキュメントのみをクエリできるようにする

こんにちは、ピリカ開発チームの九鬼です。

Firestoreについて、ドキュメントに有効期限を付けつつ、フィールドが特定値を持つドキュメントのみ取得できるようにしたいことがあります。

セキュリティルールと複合クエリを使って実現できたので、その方法をまとめました。

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Go言語製Let's Encryptクライアントlegoをライブラリとして使う

こんにちは。 ピリカ開発部の伊藤です。

ピリカではほとんどのサービスでGCPAWSが発行するHTTPS証明書を使っていますが、見える化ページと呼ばれる、自治体や企業など、一定の範囲内でのごみ拾い活動を集約しているサービスで使っているワイルドカード証明書はLet's Encryptで発行しています。

Let's Encryptで証明書発行するためのクライアントとしては標準のcertbotの他にもいろいろなものがあります。 個人的に、legoを気に入って使っています。お気に入りポイントはこんな感じです。

  • Go言語で作られていて、Pythonの言語環境に依存せずに使える
  • いろいろなDNSサービスに対応している
  • コマンドラインcertbotよりもわかりやすい

コマンドとしてずっと使っていて、このコマンドを内部的に使用する形で証明書を自動更新をするCloud Runを作ろうとしていたのですが、改めてリファレンスを読んでいたところライブラリとしても運用できることがわかりました。

今回はlegoライブラリでLet's Encryptクライアントを書いてみたので、使い方を紹介します。

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